目次
引き抜きとぶっ返りについて
小忌衣と四天について
早替り衣裳について
歌舞伎と庶民服飾との関わり(初期歌舞伎;元禄歌舞伎;元禄・享保歌舞伎;宝暦・天明・寛政期の歌舞伎;文化・文政期の歌舞伎;幕末歌舞伎;近代歌舞伎)
著者等紹介
森タミエ[モリタミエ]
大正10年(1921)、富山県上新川郡大沢野町に生まれる。昭和16年(1941)12月に共立女子専門学校(現・共立女子大学)本科を卒業後、福島の高等女学校に3年間、母校において48年間奉職する。その間、恩師・波多江穂野先生らとともに、和裁の指導研究に当たり、論文・研究誌・婦人雑誌などに多数執筆、子女の教育に努める。現在も、母校「着つけクラブ」で学生の指導を続け、後進の人材育成を精神的に行っている。山辺知行先生・北村哲郎先生指導のもと、母校の有志を募り「みつき文化紅祥会」を結成し、徳川美術館の徳川家康公着用帷子2領の復元、丸紅所蔵の振袖その他の修復、埼玉県の喜多院所蔵陣羽織数領の修復、山梨県都留市の「八朔祭屋台飾幕」補修などを手掛ける。更に、横浜・シルク博物館運営委員を務める傍ら、同館所蔵の振袖・袱紗などの修復にも当たる。「東京大沢野会」会長・「東京富山県人会連合会」副会長・「同婦人会」会長を引き受けている
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