内容説明
明治十八年新暦三月七日、猪苗代を出立し、伊勢神宮参拝を目指した曽祖父の道中日記。会津九人衆、82日間・820里・日本半周の旅をたどる。明治への旅、ご案内。
目次
第1章 同行九人会津を出立、文明開化の東京へ
第2章 東京見物
第3章 東海道五十三次、風に吹かれて心も軽く
第4章 伊勢神宮、長谷寺、高野山、目出度く参拝
第5章 大坂より海上の道、山陽道名木拝見ぶらり旅
第6章 京都見物、比叡山を越えて近江八景を眺む
第7章 中山道・木曾路は山深し、善光寺から北国西街道へ
第8章 ふるさと近し急ぎ旅、無事に帰還
著者等紹介
塩谷和子[シオヤカズコ]
1943年福島県耶麻郡猪苗代町生まれ。会津女子高等学校卒。成城大学・文芸学科卒。現在北芝電機(株)東京支社勤務。放送作家、エッセイスト。福島民友新聞1994年4月よし一年間「今よみがえる明治の旅日記」を連載。また1995年4月より「みんゆう随想」を執筆、現在に到る
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