呼吸する視線 河口龍夫―みえないものとの対話

呼吸する視線 河口龍夫―みえないものとの対話

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 154p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784773899054
  • NDC分類 710.87
  • Cコード C1071

出版社内容情報

1965年のグループ<位>結成以来、現代美術の最前線を走り続ける河口龍夫。氏は、物質が喚起するさまざまな諸相を《関係》という独自の視点から浮かび上がらせながら、強靭な哲学的思考に裏打ちされた作品を創造し続けてきた。本書は、これまで未発表作品であった「関係ー教育・エドゥカティオ」連作を中心に、氏の1970~80年代の作品および1998年いわき市立美術館展のために制作された新作をまとめたものである。

「関係ー鳥の巣箱」
「フェニックスの巣3」ほか
「関係ー植物・隣の空き地」
「関係ー鉛の温室・花のために」ほか
「関係ー種子・ひまわり」
「COSMOS」
「DARk BOX」「DARK BOXー1998」
「関係ー教育・エドゥカティオ」
「鉛の言葉」
「関係ー叡知・鉛の百科辞典」
「関係ー種子・農園」
「関係ー種子・旅のために」「関係ー種子・手の中に」
「関係ー種子、土、水、空気」
「関係ー鉛の車椅子」
「関係ー鉛の宇宙・生命」
「七本のタンポポ」
「関係ー作品の作品」
「関係ー鉛の鳥篭1」「関係ー鉛の鳥篭2」
「関係ー鉛の鳥」

解説
「関係ー教育・エドゥカティオ」/小泉晋弥(茨城大学教育学部助教授)
「展示の根拠ー『呼吸する視線 河口龍夫:みえないものとの対話」/平野明彦(いわ
き市立美術館学芸員)

図版リスト
出品作品リスト
略歴・展覧会歴(1992→1998)
参考文献(1992→1998)

内容説明

河口龍夫氏は、常に日本の現代美術において先駆的役割を果たしてきた作家で、物質が喚起する様々な諸相を『関係』という視点から浮かび上がらせます。作品の背後を貫く哲学的思考により生み出される作品の在り方は、その透徹した論理性と視覚化された作品の独自性においてほとんど他に類を見ない。本書は、未発表の作品である「関係―教育・エドゥカティオ」連作を基本に据え、河口氏の70年代から80年代、さらにいわきのための新作により構成されています。

目次

関係―鳥の巣箱
フェニックスの巣3
フェニックスの巣5
関係―種子の食卓・鳥とともに
飛翔する種子
関係―植物・隣の空き地
関係―鉛の温室・花のために
関係―鉛の温室・種子
関係―種子・ひまわり
COSMOS〔ほか〕

最近チェックした商品