出版社内容情報
日帝支配下の中国東北部において、朝鮮・中国民衆はいかなる共同闘争を展開したか。細部を厳密に論証しつつ、あくまでも歴史の本流をみきわめようとする気迫。
内容説明
細部を厳密に論証しつつ、あくまでも歴史の本流を見きわめようとする、この気迫。今こそ明らかになる東アジア民衆の抗日・反日闘争の世界史的脈絡。
目次
第1編 東アジアにおける反日・抗日闘争の世界史的脈絡
第2編 吉林―会寧間植民地鉄道の建設から崩壊まで―中国東北部における朝鮮民衆・中国民衆の抗日闘争の軌跡をたどって(朝鮮北部と間島を貫通する植民地鉄道;天宝山における朝鮮民衆・中国民衆のたたかい;天図軽便鉄道建設反対闘争;吉会鉄道完成阻止闘争の勝利;日本の侵略の終りのはじまり)
第3編 「安全農村」「集団部落」の建設と朝鮮民衆・中国民衆のたたかい(「九・一八事変」以前の中国東北部における朝鮮民衆・中国民集の関係;「九・一八事変」以後の朝中農民支配機構;「七・七事変」以後の華北・モンゴル東南部における「無人区」「無団部落」と中国民衆のたたかい)
第4編 帝国主義国日本の植民地鉄道防衛策(「鉄路愛護村」の場合;「鉄路自警村」の場合)
-
- 洋書
- Somna