内容説明
1950年代から2010年代まで、ひとりの平和運動家が目撃した原水爆禁止、第五福竜丸保存運動の軌跡…戦争と結核療養所の青春から現在へ、「自分史」から浮かびあがる時代に漕ぎ出す一冊!
目次
第1部 第五福竜丸保存運動の歩みのなかで(晴れた日に 雨の日に;追記 『ドキュメント1961』東松照明長崎撮影の一〇日間)
第2部 自分史―戦時下、戦後に生きて(一九三二年‐一九四六年;一九四七年‐一九五三年一一月;一九五三年‐一九五七年;一九五七年‐一九五八年)
補遺(被爆者運動、第五福竜丸保存運動への参加;「岩波ブックレット」の仕事;ドメス出版『高良とみ著作集』と谷敬の死;私の家族といま)
著者等紹介
山村茂雄[ヤマムラシゲオ]
1932年、埼玉県に生まれる。幼少期に父母をなくし、安行村(現川口市)の古刹、金剛寺に引き取られて育つ。1950年代より原水爆禁止運動に従事し、詩人、デザイナーらと「宣伝技術グループ」を立ち上げ情報宣伝活動にたずさわる。原水爆禁止日本協議会事務局次長、第五福竜丸平和協会評議員、同理事などを歴任し、現在は第五福竜丸平和協会顧問。原水爆禁止運動、被爆者問題、第五福竜丸保存運動などにかんする著作の編集、執筆を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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