内容説明
2004年10月23日夕刻、新潟県中越地震発生。壊滅、孤絶した旧山古志村(現長岡市)は全村避難を強いられる。それでも「帰ろう山古志へ」を合言葉に帰村をとげた多くの住民たち。帰村後もこのむらに寄り添い、持続的なむらづくりを模索してきた東洋大学研究班の5年間の記録と未来への提言。
目次
序章 山古志を生きる
第1章 中越地震による被災から復旧へ―帰ろう、山古志へ
第2章 帰村から復興へ―農的な暮らし・それを支えるしくみ
第3章 帰村から復興へ―高齢のむら・それを支えるしくみ
第4章 帰村から復興へ―持続的むらづくりと社会的支援
終章 山古志を生き続ける―「美しいむら」への軌跡・そして未来