内容説明
３７，０００キロを歩き続けた著者が、渾身の思いを込めて詠んだ古稀以後の選歌集。教育者として、蝶の蒐集家として知られる著者の真面目を表す５９３首。
目次
新年のはじめに
四季の流れ
徒歩ゆく
空に雲なく
ふたり旅
わたしの戦争
窓辺明るく
山田寛
陽射しを浴びて
ふるさと〔ほか〕
著者等紹介
山田環［ヤマダタマキ］
大正１１年１月１２日宮城県栗原郡志波姫町に生まれる。昭和１４年より４年間、当時の満州ハルピンに勤務（満鉄）。昭和１９年８月、北ボルネオ派遣軍として出征。昭和２２年３月、国学院大学専門部卒業。昭和２５年３月、国学院大学卒業。昭和２３年６月より教職に就く。東京都北区立王子中学校（９年）、練馬区立豊渓中学校（３年）、文京区立茗台中学校（６年）、文京区立第七中学校教頭（６年）、中央区立日本橋中学校校長（２年）、文京区立第九中学校校長（８年）を歴任し、昭和５７年３月定年退職。昭和５７年４月より平成１２年３月まで、日本交通公社（現ＪＴＢ）の非常勤顧問。昭和６０年より平成１３年まで、東京志波姫会会長。現在名誉会長
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