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戦争犯罪と国家の倫理―問われるべき統治者の個人責任

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784773640014
  • NDC分類 329.67
  • Cコード C0031

内容説明

ピューリッツァー賞受賞の日本現代史研究者が、昭和天皇の政治・外交への関与やイラク戦争の実態を分析して、勝敗の別なく国家指導者の責任を指摘。

目次

第1章 軍隊による住民虐殺の背景―一九三七年南京から二〇〇四年ファルージャまで
第2章 天皇と未解決の歴史認識問題(天皇、神道、デモクラシー;降伏の決断と天皇制;近衛上奏文と沖縄;右旋回する歴史認識)
第3章 戦争責任と歴史の記憶―裕仁天皇の幻影(権能を有した日本のラストエンペラー;なぜ裕仁天皇は免責されたのか;戦争を記憶する―永続する真実と正義の探索)
第4章 昭和史と安倍政権のナショナリズム(天皇は操り人形ではなかった;高揚するナショナリズムと安倍政権)

著者等紹介

ビックス,ハーバート・P.[ビックス,ハーバートP.] [Bix,Herbert P.]
米国ボストンに生まれ、マサチューセッツ州ウィンスロップ市郊外で育つ。歴史家、大学教員。戦争問題と帝政をテーマに研究。元一橋大学大学院社会学研究科教授。現・ビンガムトン大学(ニューヨーク)教授。マサチューセッツ大学アマースト校入学後、海軍予備兵として軍務に就き横須賀を母港とする第七艦隊の補給船に配属。ベトナム戦争中にハーバード大学に入学。これまで近現代日本について、日米の雑誌や新聞に数多くの論考を発表するとともに、既存の歴史観に問題を提起してきた

新田準[ニッタジュン]
1947年生まれ。上智大学外国語学部卒業後、商社に勤務し、ウィーン駐在を経て、凱風社創立に参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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