日常という名の鏡―ドキュメンタリー映画の界隈 (増補第2版)

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  • サイズ B6判/ページ数 431p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784773639056
  • NDC分類 778.7
  • Cコード C0074

内容説明

「日常と隣り合わせのもうひとつの世界」が、キャメラに写し撮られた映像を介してにおい立つ瞬間を、“撮影現場、ドラマツルギー、口語演劇、写真論、マスメディア言辞”など様々な伝達・表現視座から論じた批評的エッセイ。

目次

序章 日常と隣り合わせのもうひとつの世界
第1章 製作ノート―『阿賀に生きる』が日常を目指した理由
第2章 撮影ノート―日常を彩るものごと
第3章 編集ノート―あらゆる日常はフィクションである
第4章 映画ノート―人は映画の中で一回限りの生しか生きられない
第5章 日常論ノート―世界をありのままに描くために
第6章 現代論ノート―日常は時代を映す鏡である
ドキュメンタリー・キャメラの背後

著者等紹介

佐藤真[サトウマコト]
1957年青森県弘前市に生まれる。東京大学文学部哲学科卒。在学中より水俣病の運動に関わり、『無辜なる海―1982年・水俣―』(監督:香取直孝)の助監督となる。84年にこの映画の東北・北海道の自主上映の旅で阿賀野川とそこに暮らす人々と出会い、映画作りを決意する。89年からスタッフ7人と新潟に移り住み、92年『阿賀に生きる』を完成、国内外で高い評価を受ける。他に映画やテレビ作品の編集・構成、映画論の執筆など多方面で活躍した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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