台湾 近い昔の旅 台北編―植民地時代をガイドする

台湾 近い昔の旅 台北編―植民地時代をガイドする

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  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784773620054
  • NDC分類 292.24
  • Cコード C0022

出版社内容情報

かつて日本の植民地であった日本時代の台湾の史跡を、台北市を中心に克明にガイド。10数年にわたる現地調査の成果をふまえて解説。写真や地図を収録して、一人でも訪ねることができるように配慮。アツイ季節を迎えた台湾の過去を知る必読書。 【内容】プロローグ・〝近い昔〟を歩く(私と台北/台北市探訪/台湾の歴史)◆Ⅰ…三線道路 Ⅱ…城内とその周辺 Ⅲ…萬華と大稲てい Ⅳ…台北市北部の日本時代

内容説明

いまや躍動感に満ちあふれている台湾は、1945年までの約50年間、日本に占領されていた歴史を持つ。領有初期、日本軍は当時の台北城の城壁を破壊し、自分たちの都合にあわせて道路や建物をつくり、地名や人名までも日本名に変えていった。現在の台北市には、その当時の「傷跡」がいまだに残っている。十数年にわたる現地調査にもとづいて、植民地支配の実態を分かりやすく解説。

目次

1 三線道路
2 城内とその周辺
3 万華と大稲〓―台湾人の街
4 台北市北部の日本時代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かもめ通信

9
台湾旅行と言えば,外せないのは故宮博物院見学。食べ物が美味しく,ちょっとした買い物も楽しい。だけど,それだけじゃない。台湾の歴史,とりわけ,かつて日本が台湾でしてきたあれこれを知り,あれこれを訪ねる。そんな真面目なフィールドワークガイド。これ1冊で台湾を知り尽くすことは出来ないが,レジャーガイドでは知ることが出来ない一面を教えてくれる1冊だ。2014/02/07

(k・o・n)b

4
台北旅行前に読了。台北に残る日本時代の建造物や施設などについて1つ1つ解説している。実際に訪れてみて台湾の方々は日本人に対して親切だし、一般的に「台湾は親日」と認識されているように思うが、本書を読むと日本は植民地時代に過酷な弾圧も行っており、また台湾人も戦後台北にあった日本人の銅像を全て破壊するなど、ことはそう単純ではないことが伺える。日本の施設などは、あくまで日本の統治に役立てるのが一番の目的で、現地住民の為に作った訳ではない、と各所で強調していたのが印象的。(つづく)2019/03/14

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