内容説明
海にすむ「なんじゃこりゃ!」な生き物たちを絵本で紹介する人気シリーズ。第四弾は日本人のソウルフード・ところてんの原料海藻に迫るッ…!!!
著者等紹介
田中次郎[タナカジロウ]
1950年東京生まれ。東京海洋大学名誉教授。卒業論文の研究で海藻とかかわって以来、半世紀にわたって海藻採集をつづけている。理学博士
青木優和[アオキマサカズ]
1960年東京生まれ。東北大学大学院農学研究科教授。海洋生物の調査を行う海洋生態学の研究者。いつも海に潜って海藻と動物の関係について調べている。博士(理学)
畑中富美子[ハタナカフミコ]
学生時代に学会ポスターなどの製作・デザインを手がけたことから、独学で絵を学び始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
94
絵本ながら内容は濃い。ただ、オールひらがなは大人にはかえってキツイ2025/10/10
MI
66
寒天やところてんの材料。ヒラクサ、まくさ、オニクサ、オバクサ、ユイキリなど名前は違っても全部てんぐさ。赤っぽい色をしてる。植物は太陽から届いたヒカリを葉っぱの色素としてキャッチする。だけど自分と同じ色の色素はキャッチできない。海藻は緑藻、褐藻、紅藻の3つに分かれ、テングサは紅藻にあたる。海の浅瀬は緑の色素をもつ海藻がおおく、深いところでは赤の色素を持っている海藻が多い。テングサはどうやって育つのか海の生き物との関係もよくわかる絵本。ところてんや寒天がどうやってできてあるのかはじめて知りました。2025/11/02
遠い日
4
「海のナンジャコリャーズ」シリーズ4。このシリーズ、なかなか充実していて大好きです。でんぐさは知っているし、寒天や心太を食べたこともありますが、その生態となれば知らないことばかり。オス、メスがあって四分胞子だの配偶体だの、果胞子だの、知らないことばにうろきょろ。途切れない命の繋がり。2025/10/06
moco
2
【小2】ところてん食べたい2025/10/19
海
2
かなり中身の濃い科学絵本だった。他の海のナンジャコリャーズも読んでみたい。2025/10/18




