感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
noko
3
本のつくりが独創的で手に取りたくなった。外に持ち出すことを想定して、この本は作られている。近所のアリがわかるようになる本。簡易同定表がついているのが良い。小学生向き。日本にアリは295種いる。10月からは巣に籠り、じっとしている。採集観察はもちろん、標本の作り方まで載っているので、充実している。アリは白亜紀の8千万年前からいるそうだ。日本にいる各アリの解説も。侍アリの奴隷狩りは、夏の暑い日の夕方行われる。サムライアリは奴隷狩りする時以外は引きこもって、ほとんどをクロヤマアリに任せっきり。クロヤマアリ悲劇。2024/11/17
けいねこ
2
アリ愛の詰まった一冊。けんさくブックとある通り、その辺で見つけたアリを特定するのにぴったりな図鑑。外からだとわかりにくいけれど、リング綴じだったり、検索の助けになるタブ(?)が出ていたり。総ルビなので、ひらがなかたかなが読めれば、使えます。おもしろ豆知識のコーナーもあって、読み物としても楽しめます。2019/06/23
雫☆彡
0
昆虫系は様々なハンドブックが出ていますが、これは導入本として本当にオススメしたい一冊です!読みやすく、かつ専門用語をわかりやすく説明されているし、等身大のインデックスや細密なスケッチに加え、豆知識もイラスト付きで載っています。装丁も水に強く厚めの紙で子どもが扱っても破れにくく、フィールドに持って行きやすい形状になっています。3つのきめてなど同定のポイントが一目瞭然なのも良いです。また、QRで動画の再生もできます。小学生のころに出会っていたら、アリマニアになっていたんじゃないかと思います。