目次
特別支援教育にたのしい授業を
たのしい授業の実際1(予想実験ゲーム「エラン・デ・ミテ」;発表会形式入門「おりぞめ発表会」;ものづくりの授業のポイント;ドキドキワクワク「宝島」(支援学校)探検記)
たのしい授業の実際2(ミニ授業書「ドライアイスであそぼう」―授業記録風の解説と授業のすすめ方)
たのしい障害児教育の魅力と効用(たのしく学び、たのしく生きるために―はじめて障害児学級を担任して1カ月;傘をささないヨウ君;僕の入門―「特別支援教育はたのしい授業で」への道)
付録 たのしい障害児教育のプラン・文献紹介
著者等紹介
山本俊樹[ヤマモトトシキ]
1953~。大阪の中学校理科の教師6年にして特別支援学校に異動。その大きな可能性に驚き、「たのしい障害児教育」の研究と実践と哲学を展開。「子どもに注目してもらえるのは美人かヒーローか怪人だ」として唯一の可能性「怪人(アヤシイ人)」を目指し、多くのファンを獲得。さらに「おりぞめ」の魅力にはまり、その普及のために「染伝人(せんでんにん)」を名乗る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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akagiteaching
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タイトルが象徴的。あとがきにはこうある。「これまでの<障害児教育>の考え方とは大きく異なる考え方も述べてきたので,十分に納得していただけたかという不安もあります。たとえば,<その子が,どのような障害かを知り,その障害に合わせて取り組む必要がある>というのが今までの常識ではないでしょうか。それに対してわたしたちは,「<どのような障害か >にかかわらず実現できるたのしい授業」を目指しているのです。」 障害と楽しさは断絶しているものではなく,その関連を問う必要があるだろう。それでも,「障害特性に応じた教育」が目2012/11/15