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内容説明
『ジャニ研!ジャニーズ文化論』(原書房)著者の一人である矢野利裕が渦中のグループへ緊急エール!!
目次
第1章 SMAP的身体論(“SMAP的身体”と挫折の記憶;SMAPの“芸人”性 ほか)
第2章 Free Soul:the classic of SMAP―SMAPを音楽から考える ゲスト:橋本徹(SUBURBIA)×柳樂光隆(Jazz The New Chapter)(90年代という時代性;SMAPと“渋谷系”文化 ほか)
第3章 SMAPがたどった音楽的変遷 触れておくべき8タイトル(SMAP 001;SMAP 006―SEXY SIX ほか)
第4章 世界に一つだけの場所・にっぽんのアイドル論 ゲスト:中森明夫(作家/アイドル評論家)(アイドルと批評;アイドルを人類史的に考える ほか)
著者等紹介
矢野利裕[ヤノトシヒロ]
1983年、東京都生まれ。批評家、ライター、DJ、イラストレーター。東京学芸大学大学院修士課程修了。2014年「自分ならざる者を精一杯に生きる―町田康論」で第57回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猫耳
5
「ジャニ研!」を読んで、こちらにも興味を持ちました。SMAPの楽曲の魅力についてぎっしり書かれた内容。これを読んで、90年代のアルバムを聴いてみたくなった。中森明夫さんとの対談で触れていたように、ジャニーズについて「御用記者」「暴露記者」しかいない状況というのが異常な感じを受けるのは大いに同意。2016/10/21
nagi☆
4
夫の積極的な「買って」の言葉に購入。smapの楽曲を専門家の方々が解説してくれているのはファンとしては心地よい。ただ音楽に疎い私には、音楽用語と知らないミュージシャンの名の羅列に、目で文字を追うだけで精一杯。それでもsmapの楽曲が音楽家の立場から聴いても素晴らしいということ、多くの才能あるミュージシャンを積極的に起用したマネージメントの素晴らしさは理解できた。「(smapに)ファレルのハッピーみたいな曲があったらもうちょっと世の中はハッピーだったんじゃない?」に激しく同意。smapは終わら(せ)ない!2016/08/31
やいとや
1
あの物議を醸したメンバー会見から想を得て書かれた本であり、出版直後にSMAP解散という中々に数奇な一冊。アイドル歌謡をブラックミュージックの切り口から再評価、な論旨は文中でも触れられているが、如何にもカルチュラル・スタディーズ。つうか著者の趣味のフリー・ソウルが連呼され、正直「それ言いたいだけなんちゃうんか」とも思ってしまう。大谷能生や菊地成孔の名前も出る辺りは苦笑。ただ、確かにSMAPの個人的絶頂期は6th〜9thアルバムなので、その辺りの嗜好の一致から楽しく読めた。中森明夫は老いて衰えたねぇ。2025/05/13
ジェニーはご機嫌ナナメ
1
この著書は「SMAP解散」が決定事項になる前の「SMAP解散騒動」時期に刊行されたもの。SMAPの歴史やグループとしての成長。SMAPがなぜ「国民的」でありえたか。SMAPの音楽性。アイドルに音楽性も糞もあるか、と思っている人ほどぜひ読んでみてほしい。2016/11/26
けろにょん
0
SMAPの音楽はいかに名曲ぞろいだったか、その音楽性の高さに改めて気づかされる。2017/03/10
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