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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
87
広島カープがとんでもないボンビー球団からスタートしたことがよく分かった。Google検索をすれば、その手のことはよく書かれているが、「はだしのゲン」の作者さんに漫画として描かれると、カネのなさぶりが、よりリアルに伝わってくる。近年は「カープ女子」や「黒田投手復帰」などで、営業が好調であることを聞いたりするので、世の中変わっていくもんだなぁとしみじみ感じた。2015/05/05
METHIE
18
戦後の野球史としても興味深いが、26年たってようやく広島カープが優勝する過程でカープファンが無茶苦茶やりまくるギャグ漫画としても傑作。 腐った豆腐を投げまくる、カープが勝ったので豆腐を無料にするなど、人情劇成長物語としても面白かったです。2014/07/17
shikada
17
カープファンでもなんでもないけど読んでしまった。原発投下を経た戦後、広島カープのチーム誕生から初優勝までを描く漫画。とにかく貧乏球団で、資金不足と戦っていたカープ。そんな地元チームをファンたちは熱狂的に応援し、審判がカープに不利な判定をしたら暴動を起こしたりする。これが実話だというからすさまじい。序盤は常識人(?)だった奥さんが、だんだんカープ狂いになっていき、終盤ではカープの勝ち試合に喜んで売り物の豆腐をタダで配るシーンには笑った。ラストの初優勝のシーンには、じんときた。2020/10/05
愛の餓死体
16
カープが広島にあいされる訳がわかった。少し前にも樽募金してたなぁ。そんな球団だからこそ黒田は、メジャーから帰ってきたのかも。2017/10/02
forest rise field
10
絵の力強さが、広島が復興していくんだという力強さになっている気がした。終戦から30年目に色々な困難を乗り越え初優勝した時の市民の感動はすごい。広島弁もいいです。2014/06/01