内容説明
民主主義は、目ざすべき唯一の理想なのだろうか―?統一国家として、歴代の皇帝により9世紀後半から20世紀初頭まで統治されてきた大国、ソヴィエト・ロシア連邦。マルクス・レーニン主義の理念に基づく共産党独裁政治~ペレストロイカという激動を経て、「ロシア連邦憲法」のもと制定された「ロシア連邦教育法」の現状に迫る。
目次
概説
ロシア・ソヴィエト連邦社会主義共和国(RSFSR)
その他の共和国
ロシア連邦教育機関の類型と諸問題
高等教育
教育の機会均等と入学
教育目標とその変遷
教育課程、学習の効果と結果
職業教育と職業訓練
教師と教員養成
教育(制度)の財政
教育制度の経済
教育行政
教育管理
教育改革に向かって
著者等紹介
鶴田義男[ツルダヨシオ]
1928年生まれ。佐賀県唐津市出身。1964年、九州大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育哲学専攻。九州龍谷短期大学教授、佐賀大学教育学部講師、佐賀大学全学教育センター講師等を経て、九州龍谷短期大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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