内容説明
行方不明の娘を探し続けた両親の無念―特定失踪者の妹に捧げる、姉からの家族詠。北朝鮮引揚げ体験の手記『芙蓉の花』の著者が、拉致疑惑の妹・木村かをるに捧げる渾身の短歌集。
目次
1 いもうと(いづこへ;拉致疑惑 ほか)
2 引揚げ(引揚げ;遺族会)
3 草木染め(草木染めクラブ;教職を去る)
4 折々のうた(光燦々;みどり工房 ほか)
5 おとうと(おとうと病む;彩ちゃん嫁ぐ ほか)
著者等紹介
天内みどり[アマナイミドリ]
昭和8年青森県三本木に生まれる。陸軍獣医の父の転勤に伴い転居をくり返す。旧満州の満州里、北海道の白糠、東京の下北沢、学童疎開で両親の郷里の福井、再び満州の新京、日本に帰る途中北朝鮮で終戦。昭和32年弘前大学文理学部卒。高校の化学教師となる。平成3年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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