内容説明
30歳の若さでシカゴ大学総長に就任して以来、50年にわたりアメリカ国民の知的生活・道徳的勇気を鼓舞し続けた天才、ロバート・メイナード・ハッチンズ博士。アメリカ原子爆弾研究の総括責任者として、広島・長崎への原爆投下を阻止できなかった衝撃により、「世界政府」による平和を希求するに至る―。
目次
第1部 ハッチンズの生涯(生い立ちとオバーリン(Oberlin)時代
兵役に就く
Yale大学法学部 ほか)
第2部 ハッチンズの教育哲学(Great Booksを通じての自由学芸(liberal arts)の習得
ハッチンズの教育哲学
ハッチンズの文化秩序観 ほか)
第3部 ハッチンズの教育哲学の評価(Louis J.A.Mercierの批判;Paul L.Essetの批判;Ruth Strangの批判 ほか)
著者等紹介
鶴田義男[ツルダヨシオ]
1928年生まれ。佐賀県唐津市出身。1964年、九州大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育哲学専攻。九州龍谷短期大学教授、佐賀大学教育学部講師、佐賀大学全学教育センター講師等を経て、九州龍谷短期大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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