稲妻

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784773378924
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

内容説明

天才科学者ニコラ・テスラに題材をとった、フランス純文学エシュノーズ久々の邦訳。

著者等紹介

エシュノーズ,ジャン[エシュノーズ,ジャン] [Echenoz,Jean]
1947年南仏オランジュ生まれ。1979年『グリニッジ子午線』でデビュー。1999年『ぼくは行くよ』(集英社)でゴンクール賞受賞、ヌーヴォー・ロマンの作家たちを輩出したミニュイ社を牽引する小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新田新一

29
現代の仏を代表する作家ジャン・エシュノーズの長編。主人公のグレゴールの人生は、交流電気方式の発明者として知られるニコラ・テスラの生涯を基にしています。題の「稲妻」が象徴的。グレゴールの人生は稲妻に似ています。華麗できらびやかで、でも人に受け入れられることはありません。グレゴールは次第に没落し、ホテル住まいで傷ついた鳩のみが心の支えになります。エシュノーズの文体が個性的です。軽快で読みやすいのですが、深みがあって哀感が滲み出てくるようなところがあります。読みながら天才として生きるのは楽ではないと感じました。2025/01/03

littlelielittle

0
エシュノーズは唯一といっていいフランス語圏で新刊を追っている作家。原語で読めるようになりたいいいい。2014/08/28

andrebreton

0
ラヴェルに続きまた伝記もの。いつも通りの淡々とした小説。軽いけど引っかかる。2014/01/01

葛井 基

0
ニコラテスラの伝記ということで期待して読んだけど、目新しいこともなく、訳はまるで学生のように拙劣で、ハズレだった。2014/01/12

しゃけ

0
ニコラ・テスラについて書かれた伝奇小説。序盤とうってかわって、終盤では彼の生活の悲惨さのようなものを感じた。2019/08/22

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