内容説明
何を託して何を仄めかすか。如何に表し如何に秘めるか。文筆家たちがときに激しくまた細やかに描く人間と世界の不思議に触れ、氾濫する事実の直中でやさしさと夢を求めて生きる手掛りを掴む。
目次
1 剥製の躍動と生気ある造花
2 性と聖と生
3 宇宙的眺望と人間への回帰
4 文学の宿命と希望
5 省察から更なる創造へ
6 虎とカメレオン
7 秘めやかなパストラル
著者等紹介
森本真一[モリモトシンイチ]
1951年生まれ。1976年上智大学大学院英米文学専攻修士課程修了(文学修士となる)。現在昭和女子大学人間文化学部国際学科教授。FILLM(近代語学文学関連の国際学会)事務局長補佐(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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