内容説明
敗戦後、オランダの軍事法廷によって冤罪を帰せられ、B・C級戦犯として処刑された著者が、死に直面しつつ綴った警世の書。
目次
前篇 随筆・葦芽(日本人の美意識と生活感情;生活の方法;人間というものに就て;哲学というものに就て;神に就て ほか)
中篇 人生の断片
下篇 随想録(生命の不可思議;人間を動かすもの;人情の機微;生活に就て;生活に就て(承前) ほか)
書簡
著者等紹介
村瀬裕也[ムラセヒロヤ]
1937年生。京都大学大学院博士課程中退後、香川大学教育学部に赴任、定年(2001)まで在職。香川大学名誉教授。哲学(特に倫理学・価値論・中国哲学史)・教養教育論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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