カオス論研究―古代カオス神話から現代数理カオス理論まで

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  • サイズ A5判/ページ数 504p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784773376883
  • NDC分類 415.5
  • Cコード C3042

内容説明

カオスに遭遇し、その解明に挑む研究者の足跡を、精緻に辿る試み。解きがたい謎に向き合い続けた先人の叡知は古代から未来へと受け継がれていく。

目次

第1篇 古代神話のカオスと宇宙創成―そしてルネサンス期を経て現代へ(最初のカオスと宇宙創成論:ヘシオドスの『神統記』;『ヘルメス文書』と『ナグ・ハマディ写本』およびグノーシス;「この世の起源について」 ほか)
第2篇 ニュートン前後―そしてカントのカオスと宇宙創成論へ(中世‐近世のカオス論とニュートン以後;カント:ニュートン宇宙論の拡充の試み―カオスと宇宙創成(1755/1797))
第3篇 現代数理カオス理論への道(決定論への疑問;数理的カオス科学への道;ポアンカレ:「3体問題」と多様体の超限的構造、そしてカオス ほか)

著者等紹介

小野俊夫[オノトシオ]
1929年東京出生。早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業。同大学大学院経済学研究科(博士課程)修了。その間、1962‐65年プリンストン大学客員研究員。帰国後、駒澤大学経済学部(専任講師・助教授・教授)を経て、早稲田大学社会科学部および大学院社会科学研究科教授。2000年3月早稲田大学定年退職。その間、1986‐2000年ニューヨーク大学The Center for Japan‐U.S.Business and Economic Studiesの特別研究員。2000年6月早稲田大学名誉教授。2008年11月瑞宝中綬章拝受(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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