内容説明
日本の美術史の近代化を担った荻原碌山や山本安曇など、その業績の真価を探究した労作。
目次
第1章 山本安曇と碌山(忘れられた人;史実は正確に ほか)
第2章 荻原守衛・碌山(碌山美術館を訪ねて;荻原守衛の生い立ち ほか)
第3章 相馬愛蔵と黒光(相馬家を訪ねて;相馬愛蔵のこと ほか)
第4章 安曇の弟子とその周辺(會田富康;長野垤志(人間国宝) ほか)
第5章 彫刻家・北村西望と小川大系(穂高駅前の彫刻「登頂」;小川孝義の生い立ち ほか)
著者等紹介
北野進[キタノススム]
昭和5年(1930)長野県に生まれる。旧制・長野県立屋代中学校(現、屋代高校)を経て、昭和26年(1951)東京工業専門学校(現、千葉大学工学部)機械科卒業。昭和33年以来、長野県の高校に勤務、池田工業高校長を経て岩村田高校長を最後に平成3年3月末退職。現在、産業考古学会評議員・技術史研究家、赤十字史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。