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内容説明
問われるNHKドラマ化、司馬氏は“遺言”していた―映画やテレビなど映像化されると、「ミリタリズムを鼓吹している」との誤解をまねく。
目次
序章 司馬氏はなぜ、映像化を拒みつづけたのか
第1章 なぜ、やむをえない「防衛戦争」なのか
第2章 なぜ、反戦・非戦を描かなかったのか
第3章 『坂の上の雲』の時代と歴史の見方、描き方
第4章 晩年の司馬氏の言説と『坂の上の雲』の歴史認識との乖離
終章 NHKはなぜあえてドラマ化にふみきったのか
著者等紹介
牧俊太郎[マキシュンタロウ]
1941年大阪市生まれ。1965年大阪市立大学文学部2部卒業。元・大阪民主新報編集長。大阪府寝屋川市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KF
11
まずは最後まで読み終えた自分を誉めてやりたい。 かつて感じたことのない不快感との闘いであった。 日本放送協会が不快だったのか、日本の政治がメディアを支配しようとしているように感じられる事が不快だったのか。それとも本の題名の通り司馬遼太郎なり、坂の上の雲なりを批判するのが目的なのか。 はたまたそれら全てを訴えて部数を増やすためにその名前を本の題名にしたのか。 初版が2009年の10月10日、手にしたのが同年11月25日の第二版。数箇所有る誤植は目に余る。 これが952円+税。 不愉快千万!2023/03/18