D.H.ロレンスの長編小説研究―黒い神を主題として

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  • サイズ A5判/ページ数 439p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784773376388
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C1098

内容説明

思想の冒険者D.H.ロレンスの芸術における黒い神とは何なのか?これまであまり光を当てられてこなかった「黒い神」をキーワードと捉えて、その長編小説10作品について論じる。

目次

第1部 萌芽期(『白孔雀』―牧神パンの憤死;『不倫』―シーグマンドと偉大な神;『息子と恋人』―ポールと「黒い男」ウォルター・モレルの絆)
第2部 発展期(『虹』―笑う「女」;『恋する女たち』―暖かな闇;『アルヴァイナの堕落』―「堕落」の意味)
第3部 成熟期(『アーロンの杖』―力の衝動について;『カンガルー』―黒い神という思想の冒険;『羽鱗の蛇』―黒い神ケツァルコアトル)
第4部 完成期(『チャタレー卿夫人の恋人』―蘇った牧神パン)

著者等紹介

山田晶子[ヤマダアキコ]
1947年岐阜市に生まれる。1978年名古屋大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。1989年4月~90年3月ケンブリッジ大学へ留学。現在、愛知大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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