内容説明
子どもの心に寄り添い、信頼関係を築くことから全ては始まる。小児科医・「子と親のこころ診療室」室長である著者が、子どもと共に書きあげた大切なメッセージ。
目次
第1章 子どもの作品からのメッセージ(はじめに―心をつくることば、傷つけることば;学校で信頼関係が育まれるためには)
第2章 約束を守ることができない大人たち(母親の苦悩;子どもの本音;母親の相談;別室登校;教室への誘い;約束を破った結果の重さ;自分への責め;大人たちのあせり;子どものあせり;自分の短所への気づき;別室登校から教室に復帰できた別の中学生、でも…)
第3章 自立に向けて(自分の歩幅を大切に;二日酔いの子どもの三年後;高校進学に向けて;塾での個別学習、そして高校受験;恐れていたいやがらせ;ひそかに感謝;再び将来への不安;わたしの目標)
第4章 子どもたちが本音を言える相手になるために
著者等紹介
二宮恒夫[ニノミヤツネオ]
1971年徳島大学医学部卒業、小児科医。徳島大学病院「子と親のこころ診療室」の室長として診療に従事。現在、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部教授(子どもの保健・看護学分野)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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