島崎藤村研究―小説の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 467p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784773376203
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1095

内容説明

“湿れる松明のごとく”営まれた藤村研究の精華―『春』への熱い共感から出発し、『夜明け前』を遠望しながら、藤村そして自らが生きた時代に迫る。

目次

創造の「場」について―創作主体復権を試みて『夜明け前』冒頭に及ぶ
藤村におけるスタディ・習作の意味
『破戒』論への一考察
『破戒』再考
『破戒』における「社会」と「告白」
藤村における象徴主義的傾向―「春」とその周辺
『春』の構造と志向性
『春』論―情熱の写実
『春』に於ける事実と虚構―西行・芭蕉・透谷そして鑑三
藤村と禿木・孤蝶―創作方法の生成を中心に〔ほか〕

著者等紹介

水本精一郎[ミズモトセイイチロウ]
昭和4(1929)年5月27日大阪市に生まれる。昭和25年4月国立東京大学文学部国文学科入学。昭和28年3月卒業。昭和28年4月兵庫県立尼崎高等学校教員。昭和37年3月退職。昭和37年4月学校法人長崎造船短期大学(現・長崎総合科学大学)助教授。昭和48年5月退職。昭和48年6月国立山口大学文理学部(現・人文学部)助教授。昭和49年4月教授。昭和58年4月~昭和59年3月中国山東大学(山口大学学術交流・交換留学協定校)へ派遣。平成4年3月山口大学人文学部退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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