島崎藤村研究―詩の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784773376197
  • NDC分類 911.52
  • Cコード C1095

内容説明

“湿れる松明のごとく”営まれた藤村研究の精華―『若菜集』から『落梅集』へ至る抒情の深化の過程に、鮮やかに浮かび上がる詩の青春。

目次

藤村における「魔」的なるもの―透谷から藤村へ
抒情詩の形成―「ことしの夏」から『若菜集』へ
「おえふ」私考―『若菜集』の世界の形成
『若菜集』論―藤村詩における抒情の構造
恋愛詩における発想の構造―島崎藤村『若菜集』論
融解された自伝―「深林の逍遙」を読む
『落梅集』論(1)―詩と散文志向との独自の展開と相互の関係
『落梅集』論(2)―詩と散文の相合うかなた

著者等紹介

水本精一郎[ミズモトセイイチロウ]
昭和4(1929)年5月27日大阪市に生まれる。昭和25年4月国立東京大学文学部国文学科入学。昭和28年3月卒業。昭和28年4月兵庫県立尼崎高等学校教員。昭和37年3月退職。昭和37年4月学校法人長崎造船短期大学(現・長崎総合科学大学)助教授。昭和48年5月退職。昭和48年6月国立山口大学文理学部(現・人文学部)助教授。昭和49年4月教授。昭和58年4月~昭和59年3月中国山東大学(山口大学学術交流・交換留学協定校)へ派遣。平成4年3月山口大学人文学部退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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