内容説明
忘れてしまった故郷の原風景がある。失われゆく故郷の昔ばなしがある。故郷を思い出し、昔ばなしを思い出し、次なる時代へ語り継ぐ使命がある。なつかしい故郷が蘇える。故郷の民話と年中行事の記録。
目次
第1部 デクァンビッチョの滑稽譚(竹の天辺にはためく腰巻;綯い上がった大縄小縄 ほか)
第2部 かごしまの伝説と民話(阿弥陀如来像の賜物;山伏になった少年 ほか)
第3部 ふるさとの春夏秋冬(師走の出来事;正月の三が日 ほか)
第4部 里のことわざ(風向に関すること;天候に関すること ほか)
第5部 ふるさとの自然環境(農作物;自然の食べ物 ほか)
著者等紹介
松之段厚[マツノダンアツシ]
1940年(昭和15年)鹿児島県肝属郡垂水町(現在垂水市)高城段に生まれる。小学六年の三学期に水之上小学校から串良小学校へ転校。串良中学、高山高校建築科を卒業。その後中央労働学院文芸科で文学を学ぶ。三十歳の時「(株)ダンデザイン事務所」設立。以後三十年働き、還暦をもって現役引退。以後文筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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