内容説明
サセックス州ノーランド・パークの旧家ダッシュウッド家。今は亡き当主の後妻と三人の娘たち。長女エリナは義姉の弟エドワードと好意を寄せ合うが、家の事情などからその想いを抑えようと努める。情熱的な次女マリアンは、劇的な出会いをした美青年ジョンと周囲の目も顧みない恋に落ちるが…。知性的なエリナ・感受性の強いマリアン、美しい姉妹それぞれの恋の苦悩と結婚の条件。
著者等紹介
工藤政司[クドウマサシ]
1931年に生まれる。弘前大学文理学部卒業。元東京国際大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつー
8
オースティン2作目。ロマンス小説を期待して読んだけど・・・想像とちょっと違った。作者にとってエリナが理想でマリアンが現実なのかな。最後ブランドン大佐と結婚するのがやっつけに思えて残念。『高慢と偏見』の方が好き。。2017/04/30
りお
0
エドワードの良いところがわからなかった。エリナも人間味がなく、魅力を感じられない。やっぱり高慢と偏見がいちばん!あと、もう少しちゃんと推敲したほうがよいのでは…2014/07/09
tomatona
0
以前「分別と多感」という題名で読んだことがある。久々に読んだが、翻訳が分かりにくかった~。何度読んでも意味が取れない文章がたくさん!(まるで英語の原文で読んでいるような感覚)まあ、古い本だから英語の表現もそういうまどろっこしい感じなのかもいれないが、もう少し分かりやすくしてくれ~。と思いながらゆるゆる読んだ。久々のオースティンでした。2024/12/31
-
- 和書
- 政治意識の調査と分析