内容説明
英文学史上屈指の大作家トマス・ハーディのロマンティックな初期の異色作。
著者等紹介
ハーディ，トマス［ハーディ，トマス］［Ｈａｒｄｙ，Ｔｈｏｍａｓ］
１８４０年６月２日、イギリス、ドーセット州、ハイアー・ボックハンプトン村で、生を受けた。１８６２年、ロンドン、アーサー・ブロムフィールドの建築事務所に勤める。１８６４年の年末、“Ｈｏｗ Ｉ Ｂｕｉｌｔ Ｍｙｓｅｌｆ ａ Ｈｏｕｓｅ”を『チェンバーズ・ジャーナル』に投稿。１８６５年、誌上に掲載。１８９８年、『ウェセックス詩集』（Ｗｅｓｓｅｘ Ｐｏｅｍｓ ａｎｄ Ｏｔｈｅｒ Ｖｅｒｓｅｓ）を出版。１９０５年にアバディーン大学から名誉博士号を、１９１０年には、国王よりＯＭ勲章を授けられる。１９１２年、ケンブリッジ大学から名誉博士号を受ける。１９２０年、オックスフォード大学から名誉博士号が授けられる。１９２８年１月１１日、夜の九時ごろ八七歳の生涯を終えた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ロピケ
3
デイヴィッド・ロッジ『小説の技巧』に取り上げられていて面白そうだと思い、中断して『蒼い秘めごと』の方を入手して読み始めた。本当に面白い小説でプルーストの愛読書だったというのも素直に頷ける。第３部１０章からはクライマックスへ向かってドキドキ、ワクワクしつつ、コメディーとも思えるようなところもあって、ハーディに何となく暗いイメージを持っていたので見直した。2009/12/11
