近代文芸社新書
風土の経営論―日本とタイの風土が育む企業経営

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  • サイズ 新書判/ページ数 129p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784773374025
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0233

内容説明

企業経営は、人と同様に生まれ育った国や土地の風土・歴史などの影響を大きく受ける。その単純な事実を日本と、著者の一人が駐在したタイとの比較研究を通じて明らかにする。そして、東アジアの時代における日本企業経営の方向性を探る。

目次

1章 自ら壊す日本的経営の優位性(モラルの資源とたなぼたの成功;モラルの権威の確立 ほか)
2章 微笑みの国での企業経営―泰国的経営の形成(国王とメコンデルタの作る社会構造;近代における国王の役割 ほか)
3章 タイ経済のダイナミズム(ダイナミックな成長を続けるタイ経済;タイの経済発展 ほか)
4章 チャルーン・ポーカパン社にみるタイ華人の大企業経営(世界的なアグリ企業へ;多角化と挫折 ほか)
5章 日本の風土が育む日本的経営(日本的経営の基礎構造;日本的経営が生まれるまで ほか)

著者等紹介

石川昭[イシカワアキラ]
1964年小田原市生まれ。米国ワシントン大学経営管理大学院、テキサス大学大学院、MIT大学院(ポストドクトラル・スタディ)で研修後、ニューヨーク大学経営管理大学院助教授、ラトガース大学管理大学院助教授及び教授などを歴任し、青山学院大学専門大学院国際マネジメント研究科教授を経て、同大学名誉教授。前国際政治経済学科研究科長。Ph.D.、Ph.D.(Hon.)、DR(h.c.)。日本危機管理学会会長、日本経営会計学会名誉会長

田中浩二[タナカコウジ]
1967年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。青山学院大学国際政治経済学研究科修士課程修了。大手倉庫会社勤務。1999年から2005年までタイ駐在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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