内容説明
ゲーテ・シラー・ヘルダーリン。名前は知られていても我々からは遠いと感じる詩人たち。なぜだろう?健全な人間の心情をうたい、近くにあっては良き友ともなれるのに。生きた思想を秘めた詩人たちのドラマをエッセイ風に語って、この詩人たちを眺めてみる。
目次
名前しか知らない詩人たち
翻訳はこんなに大切
「文豪」の文章はやさしい
“ゲーテさん”のこと
こころ惹かれる「ギリシャの神々」―シラー
シラーの抒情は男性的
知られていないヘルダーリン
詩作の女神・ディオティーマ
聖なる毒「レーテの飲物」
ディオティーマの手紙
ディオティーマを超えて
著者等紹介
相沢那織子[アイザワナオコ]
ドイツ古典詩の会主宰。81年より、「ドイツ古典詩の夕べ」主宰(ドイツ大使館後援)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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