近代文芸社新書
国民の「戦争体験」と教育の「戦争責任」―学習・研究のための序説

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784773372946
  • NDC分類 375.3
  • Cコード C0237

内容説明

「戦争体験・戦争責任」学習・研究のためにまとめられた初めての書。「戦後」60年、今改めてあの戦争について考える時。何故戦争にこだわるのか、「戦争体験(論)」とは何か、学習・研究のための留意点は何か、などが系統的に解明されている。

目次

1 「戦争体験」学習・研究のために―一九八〇年代の二つの論稿から(何故「戦争」にこだわるのか;「戦争と教育」学習・研究の目指すこと、およびそのための素材について;何故「戦争体験」から出発するのか ほか)
2 「教育の戦争責任」学習・研究のための序論―「戦争」へのこだわりと「戦前」教育の軍国主義的体質(あの「戦争」にこだわる必要性―一九九九年夏;局面の新たな展開―「中国残留孤児」問題、「戦後補償」、「戦後五十年国会決議」、「昭和天皇」の死;「戦前」日本教育の軍国主義的体質―教育の「戦争責任」 ほか)
補論(教育の原点と教育の「戦争協力・戦争責任」―私にとっての「戦後五十年と教育」;大学における平和教育実践―私たちの一つの試み;教育・研究活動としてのささやかな取り組み)

著者等紹介

柿沼肇[カキヌマハジメ]
1942年、東京に生まれる。1971年、東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得。日本福祉大学社会福祉学部教授。専門は教育学、教育史、教育運動史
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