近代文芸社新書
教会が教えないイエス・キリストのこんな話―等身大のイエス像

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  • サイズ 新書判/ページ数 250p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784773372724
  • NDC分類 192.8
  • Cコード C0216

内容説明

神・キリスト(救世主)たるにふさわしい様々な神秘的物語をはぎとった後に見えてくる、等身大のイエス。そこには、偉大で魅力ある一人の人間がいた。そうしたイエスが伝えたかった真実のメッセージとは?そしてキリスト教とは。

目次

第1章 二つの異なるイエス生誕物語
第2章 福音書のなりたち
第3章 処女懐胎はあったのか?
第4章 創作されたクリスマス
第5章 マリア信仰の影
第6章 イエスが学んだ先生と思想
第7章 ヘレニズム文化の亡霊
第8章 死海文書が投げかけるもの
第9章 奇蹟物語が我々に語るもの
第10章 受難物語の真相
第11章 復活はあったのか?

著者等紹介

岡本英敏[オカモトヒデトシ]
1967年、大阪府箕面市に生まれる。1990年、慶応義塾大学文学部史学科西洋史学専攻卒業。卒業後、紀伊国屋書店勤務を経て、1993年慶応義塾大学大学院修士課程(文学研究科西洋史学専攻)修了。1993年、慶応義塾高等学校社会科教諭となる。2002年、慶応義塾湘南藤沢中・高等部に異動
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感想・レビュー

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Ishida the Brain Damaged

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聖書を普通の古文書のように文献学的に読んで、イエスや弟子達の本当の姿を見いだそうという、原理主義者からは憎まれそうな本。とは言え最終章等は、あの聖書の中ではモンティパイソン級にお間抜けで情けない弟子達が、イエスの死後になぜあそこまで布教に邁進したのかについて語っており、原理主義者なんぞよりよっぽどよく信心というものを感じる。2012/06/06

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