内容説明
神・キリスト(救世主)たるにふさわしい様々な神秘的物語をはぎとった後に見えてくる、等身大のイエス。そこには、偉大で魅力ある一人の人間がいた。そうしたイエスが伝えたかった真実のメッセージとは?そしてキリスト教とは。
目次
第1章 二つの異なるイエス生誕物語
第2章 福音書のなりたち
第3章 処女懐胎はあったのか?
第4章 創作されたクリスマス
第5章 マリア信仰の影
第6章 イエスが学んだ先生と思想
第7章 ヘレニズム文化の亡霊
第8章 死海文書が投げかけるもの
第9章 奇蹟物語が我々に語るもの
第10章 受難物語の真相
第11章 復活はあったのか?
著者等紹介
岡本英敏[オカモトヒデトシ]
1967年、大阪府箕面市に生まれる。1990年、慶応義塾大学文学部史学科西洋史学専攻卒業。卒業後、紀伊国屋書店勤務を経て、1993年慶応義塾大学大学院修士課程(文学研究科西洋史学専攻)修了。1993年、慶応義塾高等学校社会科教諭となる。2002年、慶応義塾湘南藤沢中・高等部に異動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。