目次
ファンタシーの変容とアイロニー
メタフィクションとフェアリー・ダスト
ネヴァランド―喪われた宗教
メイク・ビリーブの両義性とコンヴェンション
ハートレスな子供達
汎宗教とパン
ピーターの無知と不思議な知恵
キスと謎々
グッド・フォームと内省―キャプテン・フックの憂鬱
おしゃべりな語り手と擬装―アンチ・ファンタシーにおけるディコンストラクション
アンチ・ファンタシーのポスト・モダニズム的戦略―ビーグルの『最後のユニコーン』と“漫画性”
不毛の王国の貪欲なストイスト―フック的アンチ・ヒーローと神格化された無知