内容説明
本書は、“童句”のテクニックを駆使した、非常に敬虔主義的であり、かつまた芸術的センスをもって創作された作品集である。
目次
春
夏
秋
冬
著者等紹介
遠藤冨子[エンドウトミコ]
1929年日本国埼玉県に生まれる。東洋大学在学中に成瀬正勝、秋山虔両教授の指導を受け創作を始める。同人誌編集人を経て、日本の代表的児童書出版社「小学館」の総編集長浅野次郎氏に縁し、童話童詩の創作をはじめる。後、癌疾により公立学校を退職、闘病のかたわら、詩人槇晧志氏に師事、現代詩、童詩を学ぶ。金子兜太氏に現代俳句を世界俳句を夏石番矢氏に学ぶ。著書に日本現代女流詩人叢書遠藤冨子詩集・詩集「たんぽぽ」・童句集「ワイングラスのちゅうりっぷ」などがある。所属団体「日本児童文芸家協会」(評議員)日本童詩句文学協会(会長)口語俳句協会・俳誌海程・世界俳句会吟遊、他。1999年に「想像力による童句メルヘン句」を創始、「日本童詩句文学協会」を創立、会員(日本・アメリカ・韓国)の指導にあたる。さいたま市在住。2000年8月、ポーランド共和国バルト海地方の月刊誌「ノーヴィ・クリエル・ナドバウティツキ」に童句集「ワイングラスのちゅうりっぷ」の中より29作品が抜粋掲載され、「たぐいまれなる日本人の想像の世界よりなる子どものための変型の俳句『美しいメルヘン詩』」と紹介された
つかだみちこ[ツカダミチコ]
東京生まれ、ポーランド文学研究家、1969年より給費留学生としてワルシャワ大学に留学。現代ポーランド文学を専攻。著書に「キュリー夫人の末裔」編訳書「シンボルスカ詩集」他。プルスの「休暇に」の翻訳は高校「現代文」教科書に掲載。1991年ポズナン11月の詩祭賞受賞。日本ペンクラブ会員
クリスティーナ平山[クリスティーナヒラヤマ]
ポーランドの首都ワルシャワ出身。1975年ワルシャワ大学日本学科卒業。1981年より日本国に在住。1989年より、千葉県内市役所の文化国際課にて、アドヴァイザーとして国際交流にボランティアで勤務
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