危機にある生殖医療への提言―ジェンダーバラエティー・着床前診断・精子卵子提供・代理出産

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  • サイズ B6判/ページ数 342p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784773371451
  • NDC分類 491.35
  • Cコード C0036

内容説明

生殖医療についての厚生審議会部会案に反対する。筆者が力を注いだ「根津医師と日本産科婦人科学会との訴訟と和解」から「妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会・FROM(代表・飯塚理八 慶応大学医学部名誉教授)の意見書」「着床前診断権利確認訴訟」に至るまでの活動の成果として、柔軟なルール作りを提言する。

目次

第1章 着床前診断・ジェンダーバラエティー
第2章 生殖医療への国家規制に反対する―なぜ厚生科学審議会生殖補助医療部会報告書は後退したか
第3章 医療への刑事罰の限界を論ずる―医療過誤・医療倫理をめぐり
第4章 生殖補助医療の法案化をめぐる日本産科婦人科学会の歴史的役割―根津医師と日産婦の和解について
第5章 代理懐胎に対する刑事罰に反対する
第6章 ヒト・クローンの是非をめぐる議論の整理

著者等紹介

遠藤直哉[エンドウナオヤ]
1964年麻布高校卒業。1968年東京大学法学部卒業。1983年ワシントン大学ロースクール修士。1996年第二東京弁護士会副会長。2001年東京三弁護士会法科大学院検討協議会委員長。法学博士。現在、桐蔭横浜大学大学院教授(商法)、日米医学医療交流財団常務理事、妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会(FROM)議長、私法学会・民訴法学会・法社会学科など会員
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