内容説明
平和愛好的自由主義者としてのホッブズの解釈を試みる。自然法を自らの道徳規範として、自律的に行動する理性的人間の存在をイメージする。
目次
第1章 ホッブズにおける個人と国家
第2章 ホッブズのノミナリズムと国家設立における人間像―試論的一考察
第3章 ホッブズの自然権と理性的人間
第4章 オークショットのホッブズ解釈について―『ホッブズの市民社会論』(一九七五)を中心として
第5章 オーヴァホフのホッブズ解釈について―「私的判断」否定論をめぐって
第6章 ホッブズの自然法とその義務について
第7章 ホッブズの周辺(一)
第8章 ホッブズの周辺(二)―ベイコンとホッブズ
第9章 ホッブズの周辺(三)
著者等紹介
有馬忠広[アリマタダヒロ]
1939年熊本県生まれ。同志社大学大学院法学研究科修士課程修了。現在、成安造形短期大学教授。ガイダンス教育研究会会員
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