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内容説明
「学校に行かないのも一つの生き方」であり、決して僕らは特別ではない。荒廃する学校、そして社会…。人びとに「時間がない」「真の豊かさがない」いま。残された希望を求めて、僕は旅に出た。
目次
1章 変わる「登校拒否」、変わらぬ自分
2章 学校に行く時間、行かない時間
3章 「東京シューレ」小さな旅―フリースクールの体験
4章 「登校拒否、君ならどうする?」
5章 登校拒否なんでも講習会
6章 勉強に不安はいらない
7章 登校拒否のじょうずなとらえ方
8章 「進路」なんでも講習会
9章 こんな高校もあったんだ―通信制・単位制の体験
10章 つらい、つらい、登校拒否
11章 残された希望
12章 最終回―学校のふるさとへの旅
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mura_ユル活動
37
図書館リサイクル本。本人の自らの登校拒否の実体験を通して、現教育制度、日本のあり方を記述。1995年発行なのでもう20年近く前の本。内容古さは感じられない。登校拒否児童の心理。教育制度、他人との比較、数字。中盤から講演会などでの質問形式で進む。終盤は日本のことにも触れる。当時と今でも問題はかわらない。 2014/09/07
ぴーやん
1
うちの子達は世間からすると所謂不登校です。この本は、実際に不登校を経験した著者が、経験者だからこその視点で書いた本です。子どもたちの気持ちを少しでも理解する手助けになるだけでなく、同じ気持ちを持って生きている人がいるんだと勇気づけられる一冊でした。2016/09/30