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内容説明
「戦争が何もかも奪っていきました」敗戦国ドイツの無名の女性たちが語る第二次世界大戦。空襲の恐怖・飢え・逃避行・家族との別離など今なお、世界の各地で繰り返される戦争の悲劇。戦後50年の今、自信をもって送る反戦の書。
目次
「家が燃えている」
「母は腕で目を覆いました」
「神様は娘を天使として天国に召された」
「戦争が何もかも奪っていきました」
「ご近所の皆さんの多くに二度と会えなくなりました」
「自分を守れ、今は自分だけが頼り」
「私は土間で出産した」
「あんたたちはとんでもない盗人どもなんだから」
「よく見ておきなさい。もう彼には会えないのだから」
「言葉も出ず、出るのは涙ばかりでした」〔ほか〕