内容説明
『ろば紀行』と『奥の細道』との比較、ウォルデンと老子思想、初期トルーマン・カポーティ文学等文学にロマンを求めての幅広いエッセイ集。
目次
『ろば紀行』と『奥の細道』
ソーローのウォルデンと老子思想
ウィリアム・カレン・ブライアントの詩の世界
初期トルーマン・カポーティ文学の主題
ラングストン・ヒューズ著『黒いなやみ』―鑑賞と社会的背景
マーティン・ルーサー・キング著『愛の力』
文献解題―E・フランクリン・フレイジア著『アメリカの黒人教会』
日本文学における黒人のとりあげ方
「一茶」考
「雲居希膺」紹介