内容説明
血への愛憎、満州に寄せる心、自然に託す自己救済、そして老い。八木義徳八十余年の生が、今改めて日本人として生きることの意味を問いかける。
目次
第1章 創作の始動―出自と転向
第2章 芥川賞受賞作『劉広福』まで
第3章 「亡妻物」の世界
第4章 連作「私のソーニャ」
第5章 昭和二十四年の帰郷
第6章 新たな「自分つくり」
第7章 「没法子」の変奏
第8章 長編青春小説
第9章 「老い」との関わり
第10章 懐かしい世界
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