内容説明
大正から昭和にかけて、民権と自由主義・平和主義の論陣をはった偉大なジャーナリスト、そして、自由主義思想家であった石橋湛山の若き日の実像に迫る。
目次
1 若き日の石橋湛山(石橋湛山没後20周年によせて;『校友会雑誌』にみる若き日の石橋湛山;石橋湛山から望月日謙師にあてた手紙;石橋湛山の教育論について;湛山ゆかりの地を訪ねて―甲府・昌福寺・長遠寺)
2 教育の現場より(日本史の授業展開と教材作りの視点―生徒の知的興味・関心を高めるために;戦争体験記を活用した15年戦争学習;雨宮製糸スト百年によせて;お寺にあつまった女たち;山梨の労働運動と農民運動;地域の歴史と課題に迫る労作―『大月市史』の発刊によせて;新刊紹介『国際政治下の近代日本』)