内容説明
本書は実務的にすぐれているわが国の国際金融人に、そして国際金融に興味ある一般人および学生に、国際金融を真に理解するためのバックグラウンド的知識として一度は目を通すべきテーマを集めたものである。
目次
第1部 国際金本位制の変遷(金本位制と通貨論争;金本位制への復帰;マクミラン報告と国際金融政策;為替平衡勘定の歴史と機構;国際金為替本位制度の比較的考察)
第2部 国際収支調整と為替レート論(国際収支調整論争の史的発展;ドル本位論争とフロート制論争;近代的為替レート論)
第3部 国際資本移動と国際金融マーケット(1930年代の国際短期資本移動;フロート制下の国際資本移動;国際金融市場の発展;1980年代の国際金融システムの変革)