生きんとて―倉田百三とその弟子

生きんとて―倉田百三とその弟子

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784773316506
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

内容説明

百三の悲願は日本を盟主とするアジア諸国の解放であった。太平洋戦争という大きな犠牲を払ったが、結果的にそれは実現しつつある。本書は晩年の百三の赤裸々な人間像と、時代に生きんとする青年達のひたむきな歩みを描いたものである。

目次

1 三人の苦学生
2 生きんとての会
3 看護婦と女子大生
4 祖国への愛と認識
5 文学の使命
6 新知識階級とは
7 武蔵野ハイキング
8 百三と女弟子
9 日本主義文化宣言
10 大陸雄飛の憧れ
11 玄界灘の黙示
12 皇紀二千六百年
13 死神の足の垢
14 国づくりの仕事
15 選ばれた人
16 ナチスドイツに学ぶ
17 骨を埋める土地
18 勇敢なる水兵の歌
19 興亜学生勤労報国隊
20 揺れる羅針盤

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

澄川石狩掾

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晩年の倉田百三とその取り巻きの姿を、弟子の立場から描いた小説。ベストセラー『出家とその弟子』の作者が右傾化し、さらには若い女性と恋愛関係にあることを知った主人公の医学生・荒畑は倉田に失望していく。2024/04/04

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