内容説明
高原に青春を送り人生をみつめたエッセイ集。新聞掲載の「富士見高原」をはじめ原村、信濃追分のほか「タイムトンネル」「東京の大雪」など書き下ろし20余篇を収める。
目次
ハーモニカ列車
村のこぼれ話
ミカン娘と出かせぎと
「ふるさとびと」光と影
『武江年表』の天明噴火記事
宇野浩二の「富士見高原」
続・富士見高原
ブルーのリボン
初夏の陽の中の生
「夜ヂュー雨降ル」
「哀愁の美感に酔うことあり…」
楓樹その後
伊豆多賀
追分に魅せられた30年
国府津機関車庫
厚木のマラソンおじさん
タイムトンネル〔ほか〕