バラ戦争の研究

バラ戦争の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784773311747
  • NDC分類 233.04
  • Cコード C0095

目次

第1章 王侯貴族の誕生
第2章 バラ戦争の要因
第3章 バラ戦争と地域紛争
第4章 第一次バラ戦争
第5章 第二次バラ戦争
第6章 第三次バラ戦争
第7章 バラ戦争の終結

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エンタツ

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15世紀初頭の英国の内乱の簡素な、研究学術書である。そもそも、15世紀まで続いた百年戦争は、イングランド王国に厳しい財政難を呼び起こし、それを補うための重税への不満と、それがため政治求心力を失った王家と、かねてからの、ヨーク家、ランカスター家、ネヴィル家等の大貴族間の確執が生んだ戦乱である。ちょっと日本の応仁の乱と構造が似てないこともないが、最終的にテューダー家の一人勝ちで、絶対主義王政を招いたのと、かえって日本の場合、将軍家の権威失墜と長期にわたる、戦国期を生んだのと、わけが違うのである。

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