内容説明
日本の農業、日本の農村の将来は大危機に瀕している。著者は「このままでは農村は崩壊し、日本民族は滅亡する」と絶叫する。全文これ火だるまの如き憂国の弁。本書は、まさに日本農業の現状に激しく打ち鳴らす警鐘。熱血たぎる必読の書である。
目次
日本農業の使命（現代農政と国内世論の反省点；是か非か九十日備蓄論；戦争と平和の原理；小農兼業農家層の経営意欲；日本農業の内堀も危ふし ほか）
占領憲法と日本の危機（容認し得ない占領憲法；戦争責任と靖国神社；日本の現在はすべて異常；亡国への道を誘導する無責任発言；自給能力完全喪失の日本農業 ほか）
農村崩壊のたどる道（経営繁栄と我が国の実態；日本民族餓死の帰趨とその理由；食糧増産から減反までと農村の姿；国家存立に不可欠な伝統文化；非常事態に対処すべき食糧問題 ほか）
最後に（此の著を総括する；「第一義」とは）
