内容説明
底辺の職業と自認する「施設警備員」の実態を愛と憎しみで描き出すすべて実話の問題作。
目次
プロローグ こうして私は警備員になった
第1章 高層ビル警備員、本日も異常なし!
第2章 ほとんど苦労、ときどき楽しい警備の仕事
第3章 警備員の知られざる生活ドキュメント
第4章 さようなら、警備の仲間たち
エピローグ 人は何度でも同じ過ちを繰り返す
著者等紹介
堀田孝之[ホッタタカユキ]
1984年、山梨県出身。横浜国立大学中退。日本映画学校卒業。雑誌の編集プロダクションを経て、施設警備員に。その後、いくつかの出版社を渡り歩き、再び警備員になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ma-bo
64
商業施設+オフィスの大型ビルの「施設警備員」の内情を綴る。分かりやすい文章、構成で書かれてあって非常に読みやすかった。 警備員の日常、苦労、ハプニング、事件、同僚との話など。真面目な人となりは感じられるが、2度の離婚を経験の言及があり嫌悪感を覚える人もいるのでは。それも含めてリアルだけどね..... 2021/07/31
ごへいもち
20
なんか後味が良くない2022/01/26
nobu23
9
著者の経験した高層ビルの警備員の仕事に関して書かれた書籍。 警備員の仕事も書かれているが、何度も離婚と不貞を繰り返して私生活が荒れていてそちらの悲惨さの方が目立っていた。2022/09/11
T S
7
この著者、勝手に警備員が見下されてる前提で本を書いてるが、一番見下してるのは著者自身であるということに気付いているだろうか。 二度の有責離婚の件を鑑みても、読んでて気持ちいい本ではないし読む価値のあるノンフィクションでは無かったと感じました。2023/08/12
ナリボー
6
8/10 筆者の人生が赤裸々に自分の言葉で語られていて読んでいる手応えがあった。日々接している警備員が想像以上に大変な業務なことにも気付かされた。2024/04/15